銘文額銘『宝寿』 種別 刀 長さ 61.4センチ(撮影時に登録書の誤差を発見したため訂正後にお渡し予定です) 反り 1.6センチ 元幅27.7ミリ 元5.5ミリ 先幅20.1ミリ 先重5ミリ 刀身553 拵え445重量グラム (すべて約です) 大阪府教育委員会
大変珍しい鎌倉時代の宝寿の在銘で、滅多に市場に出回らない水戸徳川家伝来の一振り。
水戸徳川家特有の鞘書きがあって、田野辺先生に蔵品である旨も確認してもらい直接その鞘に鞘書きをしてもらっています。また入子鞘となっています。拵えも付属していてツナギで白鞘に入れることが可能です。現状折紙は見つかっておりません。
奥州鍛冶の特徴が良く表れており、地金が非常にきれいで板目に大杢目流れて交え地沸や地景を激しくしいて小沸ついて明るくさえる傑作刃文は沸の深い直刃調に金線を交えており古調で趣があります。
宝寿鍛冶は鎌倉中期頃から陸奥平泉で活躍する刀工群であり、宝寿、月山、舞草など奥州鍛冶の作刀技術が大和や山城、備前等中央の作刀文化に影響を与えた結果、相州伝が生み出されたとする研究があり、代々続く奥州きっての初期日本刀の代表刀工です。












