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超希少皆焼孫六の晩年の大作在銘『兼元』保存刀剣鑑定書

銘文 『兼元』 種別 短刀  長さ 一尺0寸二分五厘 反り 僅か 元幅27ミリ 元重6ミリ 刀身218グラム (すべて約です) 東京都教育委員会  

こちらの短刀は後代ではなく(室町末期)と入っていることから孫六2代兼元の晩年銘の解釈だと思います。

非常に希少な迫力ある皆焼で、良く詰んだ地鉄に働きは激しく砂流がしきりにかかり、金筋が入り、沸匂深く、地刃ともに明るく冴えた力量と精神を余すところなく見せつける逸品です。当方も兼元の皆焼は今回初めてお目にかかりました。
 
孫六兼元は室町後期に美濃国で活動した刀工。兼元の名は室町時代から江戸時代を経て現代にまで続き古刀最上作にして最上大業物。 末関物を代表する刀工の一人です。

超希少皆焼孫六の晩年の大作在銘『兼元』保存刀剣鑑定書

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