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大業物美濃関名門の祖『兼定』保存刀剣鑑定書

銘文『無銘』  種別 刀 長さ 64.7センチ 反り 2.0センチ 元幅32ミリ  元重8リ 先幅22ミリ  先重6ミリ 刀身779重量グラム (すべて約です) 大阪府教育委員会   日本美術刀剣保存協会鑑定書付

無銘ですが関刀匠中で最高極めの一振りで初代もしくは之定と思われる傑作の一振りです。

特有の小互の目乱れを見事に焼き、ほつれ絡んで変化に富んで明るく冴えてり地沸が厚く付いた見事な傑作刀で本工の高度な技量を見事に示した大変見事な一振りです。

兼定は室町時代に美濃国関で活動した刀工。「関の孫六」と称される兼元とともに関鍛冶を代表する存在です。

大業物美濃関名門の祖『兼定』保存刀剣鑑定書

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