在銘『埋忠明寿』 木瓜形 真鍮磨地 毛彫 小透 毛彫 土手耳 縦幅71ミリ 横幅68ミリ 重ね4ミリ 重量75グラム( 全て約です) 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
世に出てること自体が奇跡のいわずと知れた新刀期随一の彫金彫刻の名人埋忠明寿です。
初めに足利義昭、その後豊臣秀吉に仕え、徳川秀次、秀忠などの知遇を得たと伝えられます。 古今随一と称され、余芸で打った刀剣に於いてもその技量は卓越しており、最上作に列せられています。弟子には初代忠吉、宗長、吉信、輝廣等多くの名工がおり、新刀鍛冶の祖と言われています。
日本美術刀剣保存協会の鑑定書の他に日本刀盤図説及び金工名鑑にも所載されている由緒正しき名品です。わかっているだけで二冊ですが他の本にも所載されているそうです。
本工の独特な存在感に溢れた名品であり、もう二度とお目にかかれない逸品と言っても過言ではないと思います。
大変希少な逸品を是非とも家宝にお加え下さい。
所載のコピーをおつけ致します。