素戔嗚尊図鍔 無銘『肥前』 堅丸形 鉄地 鋤出彫 鋤残耳 縦幅80ミリ 横幅77ミリ 重ね5ミリ 重量148グラム (全て約です) 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
石見神楽の演目で有名な、八岐大蛇を神話の神である素戔男尊(スサノヲスサノオノミコト)が
出雲の地の化け物、八岐大蛇を退治し妻の櫛名田比女を得る、日本神話の中でも最もドラマチックな構図の肥前鍔です。
鍛えの良い鉄地に、鋤出彫で黒雲と逆巻く波をまとって現れた出でた八股大蛇を敢然と迎い討つ英雄須佐之男命の姿が覇気に溢れた彫技で描かれており非常に希少な一枚です。