銘文 『筑後住國治作』『平成十四年五月吉日』 種別 刀 長さ 72.8センチ 反り 1.9センチ 元幅 33ミリ 元重 7ミリ 先幅 24ミリ 先重 5ミリ 刀身重量 666グラム (すべて約です) 福岡県教育委員会
当刀は小板目良く詰み、互の目丁子乱れを焼き、地沸えつき、刃縁の沸えが良く冴えており迫力ある働きが見られます。
ヒケは見受けられますが特筆すべき傷はなく、鑑賞刀にも良いですが重量のバランスも最高です。拵えは新調したばかりで新品同様の状態です。このまま直に居合に使えます。
筑後住國治刀匠は昭和4年生。本名小宮国治福岡県大牟田市住。小宮四郎国光門。(今虎徹と謳われた國光の子。小宮一門は三池光世の流れを汲み、藩政時代には筑後立花家に仕えた名門。)その技術を直接受け継いでおり全日本刀匠会会員。大日本刀匠会銀杯受賞その他数々の賞を受賞。