銘文 『葵紋主水正正清』『享保十巳年十一月日』 種別 刀 長さ 71.2センチ 反り 1.5ミリ 元幅32.2ミリ 元重 7.9ミリ 先幅22.5ミリ 先重5.7ミリ 刀身重量834グラム(すべて約です) 社団法人倉敷美術館鑑定書付 東京都教育委員会
本作は訳有り価格で販売させていただきます。その理由は日本美術刀剣保存協会に於いて銘が弟子の誰かによる代銘であることは間違いないように思われても特定が出来ないために保留となってしまっているからです。(こういった状況は日本美術刀剣保存協会に認められたい場合半年に一回くらい定期的に審査を出したり結構な手間と時間がかかります。これを了解できる方の購入をお待ちしております)
刀身に関しては常の主水正正清の刀から見ても群を抜いている正宗写しの最高傑作であることは疑いようがなく、銘ぶりについても全くの偽臭感がなく、時代的にも全く持って違和感がありません。また、神津伯押型にも所載され、社団法人倉敷美術館に於いては滅多に存在しない満点評価を受けております。さらに目立つような傷欠点もなく薄い錆やヒケも写真ほど目立ちません。鑑賞には充分な研磨の状況です。
前の所有者様が売却の相談を受けた際に鑑定がないとあくまでだろうの評価となる旨を伝えたところ審査に出されて保留になったとのことから、理由が理由だけに相応の評価で購入し、倉敷美術館に銘は間違いないと思うが弟子のだれかも併せて鑑定をしてほしいと依頼しました。かなり研究していただいたようで膨大な資料のコピーを倉敷美術館から頂戴しました。(その資料のコピーは付属します)
そして、鑑定結果をもらったところ弟子の正盛で相違ないと鑑定してもらいましたが、日本美術刀剣保存協会にはその意見も正盛と言い切れないという判断の様で、ほかの一門を照合しなければならないために最新の今回の結果となってしまいました。
本刀は殊に地鉄は強く、鉄が冴えてさらに刃肉も豊かで健全です。刃紋は乱れ刃の焼き幅に高低があって砂流しが多い、明るく華やかな作であり、芋づる的な金線が激しく入り、地景を交え、稲妻など刃中の働きが豊かでよく冴えています。まさに相州正宗を寫したような出来栄え。
薩摩を代表する刀工、主水正正清の刀です。正清は八代将軍徳川吉宗の命により浜御殿にて作刀し、その技量を認められ葵一葉紋を中心に切ることを許された名工です。最上作











