銘文 『無銘』 種別 わきざし 長さ 32.9センチ 反り 0.5センチ 元幅27ミリ 元重5ミリ 刀身227グラム (すべて約です) 兵庫県教育委員会
盛光の弟で上作業物『長船賀光』と極められた一振りです。
当刀は板目肌、柾目を交じえて良く詰み、淡く映り立ち、刃紋は小互の目乱れ、丁字交じり、金筋、砂流しかかり明るく冴えた一振りです。
備州長船賀光は盛光の弟と伝えられ、室町時代前期の寛正頃に活躍した備前の有力鍛冶です。備州長船賀光は南北朝期の応永~文明頃まで三代にわたり作刀致しました。