銘文『陸奥大掾三善長道』 種別 わきざし 長さ 53.9センチ 反り 1.0センチ 元幅29.8ミリ 元重7.2ミリ 先幅22.4ミリ 先重5.5ミリ 刀身535重量グラム (すべて約です) 岡山県教育委員会
当刀は小板目良く詰み得意の互の目丁子乱れを焼き、地沸えつき、刃縁の金筋、金線、沸えは大変冴えており迫力の働きを見られ明らかに群を抜いた最上大業物に相応しい素晴らしい傑作です 。
三善長道は寛永十年(1633年)に会津で生まれ、初銘を道長、万治二年(1659年)に陸奥大掾を受領した際に、長道へと改銘、貞享二年(1685年)に五十三歳で没しております。長道は虎鉄の作風に私淑し、会津虎徹と称され、切れ味鋭く、最上大業物作者に列せられる刀工であり、作風は、互の目大乱れで焼き幅深いのを特徴とします。
当作品は虎徹の中でも特に傑作の部類に入るくらい虎徹と遜色ない出来でやや相伝までかかっており、会津虎徹会津正宗の名にふさわしい一振りです









