銘文『兼元』 種別 刀 長さ 66.0センチ 反り 1.0センチ 元幅29ミリ 元重7ミリ 先幅21ミリ 先重5ミリ 刀身重量624グラム (すべて約です) 大阪府教育委員会
金象嵌銘の新刀兼元の大成期の御刀です。
本作は孫六の典型作で躍動感ある迫力の互の目乱れで板目良くつみ、地沸つき、砂流しが美しく華やかなで匂い深く小沸き見事な出来栄えとなっております。いかにも美濃伝を思わせる凄まじい出来です。
兼元は室町後期に美濃国で活動した刀工で兼元の名は室町時代から江戸時代を経て現代にまで続く名工群です。