稲束図三所物 『吉岡因幡介』保存刀装具鑑定書
小柄・笄鉄地 赤銅魚子地 高彫 金色絵
目貫 赤銅地 容彫 金色絵
赤銅魚子地に稲束の図柄を高彫りした品格ある三所物で吉岡因幡介に極められた名品です。
吉岡因幡介は徳川幕府の抱工として著名で後に分家して江戸時代末期迄続く後藤家に続く名誉ある名工です。
本作は将軍家の御用を務めた真価を十分に発揮し丁寧に仕上げられた素晴らしい作品です。
小柄
横幅96ミリ
縦幅16ミリ
重ね 5ミリ
重量36グラム
笄
横幅211ミリ
15ミリ
8ミリ
39グラム