銘文 『大道』 種別 わきざし 長さ 38.8センチ 反り 1.2センチ 岐阜県教育委員会 元幅33ミリ 元重7ミリ 刀身のみ382グラム 全て約です。 日本美術刀剣保存協会鑑定書付 本作は稀少な皆焼きで尖り小互の目を基調とし華やかで地沸がつく美しく刃中には金筋、砂流し盛んに交え激しい出来となっており大道の魅せる名作と云えます。柄に糸に経年の痛みがあります。 陸奥守大道は美濃国志津三郎兼氏九代の孫と称し、初銘を兼道と切りはじめ関の地で鍛刀する、永禄12年正親町天皇より「大」の字を賜り、「大兼道」と銘し、その後陸奥守を受領し「大道」と改名、三品派の祖として三品四兄弟の父としても広く知られ長兄が伊賀守金道、次兄が和泉守来金道、三男が京初代丹波守吉道、四男が越中守正俊です。