銘文『備州長船清光作』『天文十五年八月日』 種別 短刀 長さ 18.5センチ 反り 0センチ 元20ミリ 元重5ミリ 刀身266重量グラム (すべて約です)青森県教育委員会 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
天文十五年の年記もあり、名だたる武将の注文打ちの御刀と考えられ、時代的に『五郎左衛門尉』もしくは『孫右衛門尉』あたりかと思います。
地金は板目に杢が交じり、刃文は直刃に独特の丁子足が入り映りが立っており清光特有の見事な出来となっております。
清光を名乗る刀工には、五郎左衛門尉、孫右衛門尉、彦兵衛尉、孫兵衛尉などがおります。