銘文『備州長船祐定作』『大永五年二月日』 種別 脇差 長さ 46.5センチ 反り 1.5センチ 元幅26ミリ 元重6ミリ 先幅18ミリ 先重5ミリ 刀身353重量グラム (すべて約です) 山口県教育委員会 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
大永五年は(492年前)祐定としてはとても古い時代の頃であり与三左衛門尉祐定の受領銘が無い頃の作刀年期です。
出来は素晴らしく金筋を交えた迫力の備前伝を見事に焼き上げ、地沸つき、波しぶきの如く素晴らしい働きを見ることができ本工の技量を遺憾なく発揮された一振りと云えます。