銘文『兼友』 種別 わきざし 長さ 52.6センチ 反り 1.0センチ 元幅28ミリ 元重6ミリ 先幅20ミリ 先重4.5ミリ 刀身476重量グラム (すべて約です) 鳥取県教育委員会 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
作刀数が非常に少なく希少な兼友の在銘品です。
小板目に杢目が交じり肌立ち、地沸えが厚くつき刃文は得意とする小互の目を主張に焼いて、良く沸づき美しい金線が走る覇気ある刀を鍛えています。
相伝気質も兼ね備えており地刃共に師である志津三郎兼氏の作風を示した作品です。
兼友は南北朝時代から室町時代初期にかけて作刀し初代兼氏の子として知られ通称直江志津と呼ばれる代表格刀匠です。