『無銘』 種別 脇差 長さ 44.3センチ 反り 1.5センチ 福岡県教育委員会 元幅 27ミリ 元重 5ミリ 刀身重量339グラム (すべて約です)日本美術刀剣保存協会鑑定書付
甘呂俊長は近江国の刀工で国宝・重要文化財(美術品)などに指定されている名工です。
本作は資料で載せました、重要刀剣に働き共に酷似しております。
出来は貞宗の如く見事な相伝で、刃中は金線が走り、平地には金線風の映りが見事に立っております。このような金線風の映りは正直初めて見ました。
地沸が厚く、地肌細かく良く詰み、匂い口が締まって小沸がつき明るく冴えた素晴らしい傑作と云えます。 見るからに貞宗の極めがついてもおかしくないような極上一振りです。
甘呂俊長 鎌倉-南北朝時代 古来より高木貞宗の門人と伝えられており、蒲生郡甘呂寺に住しました。