銘文『康道』『千手院』 種別 脇差 長さ 55.0センチ 反り 2.0センチ 元幅34ミリ 元重7ミリ 先幅26ミリ 先重6ミリ 刀身700重量グラム (すべて約です) 岡山県教育委員会
千手院康道の貴重な在銘作で刃文は激しく乱れる小丁字、小互の目を交えており、刃中細やかな金筋、砂流しが入り、千手院らしい特色を示した一振りです。
赤坂千手院一派は、大和千手院の流れを汲む一派で、事実上の祖である国長が南北朝期美濃国赤坂に住したことが始まりです。康道の初代は明応頃に活躍しています。