銘文『兼元』 種別 刀 長さ 69.0センチ 反り 1.1センチ 元幅30ミリ 元重7ミリ 先幅22ミリ 先重5ミリ 刀身725重量グラム (すべて約です) 東京都教育委員会
新刀兼元は江戸時代初期寛永頃におり、孫六兼元から数えて四代目にあたる田代源一兼元の作だと思われます。
躍動感ある迫力の互の目乱れで板目良くつみ、地沸つき、金線走り、砂流しが美しく華やかなで匂い深く小沸き見事な出来栄えとなっております。後世の刀工達に非常多くの影響を与えた最も人気の美濃伝最高峰と云わんばかりの凄まじい出来です。