銘文 『守久』 種別 わきざし 長さ 48.3センチ 反り 1.4センチ 元幅28ミリ 元重5ミリ 刀身のみ402グラム 全て約です。島根県教育委員会 日本美術刀剣保存協会鑑定書付 大乱刃の長船長光写したような出来であり地肌良く詰み躍動感のある互の目乱れにたっぷりと付いた沸、ほつれ絡んで刃中は明るく冴え働きはに見事でライトにあてない状態でも半端ではない働きを見ることができ本工の示す最高傑作と云える出来です。 豊後刀は九州各地の豪族からの求めに応じ繁栄し、備前や美濃に次ぐ刀剣王国で古い時代は大和伝を主体とし、室町からは備前伝や相州伝を取り入れ器用にこなす。室町期までの豊後高田鍛冶を平高田と言われております。